数学を一生の趣味にしてみる
子どもが生まれて勉強に取れる時間も必然と少なくなったので、勉強することを絞る必要があるのだが、何をやろうかと思った時に数学をやっていこうとなった。
きっかけとしては、アルゴリズムとデータ構造みたいな基礎的な技術を身に着けるのが長期的に見て役に立つのではないかと思い、問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造を読み始めたところ、序盤に極限の式が出てきて読み取れず、やっぱ数学やった方がいいなとなったことがある。
前から、競プロや機械学習をやりたいが、数学力不足を感じていたというのも大きい。
2016年のプログラマーとして社会人になったけど高校数学を1から独学しているという記事にも書いたが、高校を1年で中退しているので、単純に数学コンプレックスみたいなものを持っているというのもある。
そこで考えたのが、数学を一生の趣味にするのもいいんじゃないかと。
詰将棋を解くような感覚で数学の問題を解いていく。
『虚数の情緒』や『オイラーの贈物』といった読み物の楽しみにも事欠かない。
業務力向上には直接的にはほとんど結びつかないとは思うのだが、業務に関することは業務中に覚えてしまえばいいし、長期的に見れば数学の応用が必要になる場面が来て、やがて実を結ぶかもしれない。
そんなわけで、まずは高校数学の勉強を進めており、長岡の教科書の数学I・Aを終えた。
教科書を読んだだけでは身についた気がしないので、問題集をやろうと数学I・A 入門問題精講を始めた。
定番のチャート式はボリュームが大きすぎる感があるのでこちらを選んだ。 著者のツイートで社会人にも勧められていたのがけっこう決め手になった。「はじめに」の中で、公式や定理を丸暗記するのではなく、その過程で身につける「考え方」が大事であり、魚を与えるのではなく、釣りの仕方を教えるという話をしているのも良い。
これと並行して基礎問題精講もやっていく予定。
今は妻子が起きる前の朝6時に起きて、1時間を勉強に充てている。
これから続く数学の旅でどこまで行けてどんな景色が見れるのか、楽しみだ。