初めてのベンダー資格試験、Java Programmer Iを受けてきました。帰りのバスで結果を確認したところ (結果出るの早い!) 無事合格していました。前日にやったスピードマスター問題集の模試の正解率がよくなかったので不安でしたが、正解率93%とある程度余裕を持って合格できました。
後ろ向きな考えなんですが、3万円近い受験料をドブに捨てるのは嫌すぎたので嬉しいです。
使った教材
日本では下の2冊しか対策本は出ていませんが、Javaの基本が解っていれば、両方を何周か回すことで十分合格ラインに達することができるはずです。僕の場合Studyplusの記録によると35時間弱を費やしたようです。もう少しかける時間を少なくできたと思うのですが、合格ラインが高いので慎重を期しました。
試験には全く同じ問題もいくつか出てきました。あとは、あくまで僕の感覚ですが、本番はコードの無い知識問題がこれらの本の模試よりも多かったように思います。

オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE 7
- 作者: 有限会社ナレッジデザイン山本道子
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2013/01/22
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オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE7 スピードマスター問題集 (EXAMPRESS)
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受験チケットを買うならNECラーニング
受験チケットはNECラーニングだと今現在だと10%引きで安く買えるようです。今回は事情があって利用しませんでしたが、元が高いのでかなりお得だと思います。
日本独自のJava SE 7資格認定パス
ここからの話はオマケなんですが、Java SE 7の資格は2012年春から日本独自の資格認定パスが設定されました。詳しくはOracleのこちらのページに詳しく書いていますが、SilverはOracle Certified Associate, Java SE 7 Programmer (OCJ-A)、GoldはOracle Certified Professional, Java SE 7 Programmer (OCJ-P) から名前を変えただけで、海外では今でも元の名前が使われています。これらに加えて日本ではBronzeという新たな資格が存在します。Silverの範囲をあまり変えずに浅くしたような試験で、おそらく学生を対象としたもののようです。
ただ学生の就職サイトを見ると、保有資格の選択項目にBronzeはなく、サーティファイのJavaプログラミング能力認定試験がある場合が多かったりします。あまり普及していないのでしょうかね。
日本独自の試験時間と合格ライン
もう一つ日本だけ海外と違うところを言うと、試験時間と合格ラインが海外とでかなり違っています。アメリカ、イギリス、インドのサイトを確認してみたところ、どれも150分、63%なのですが、日本だけ140分、77%です。サイトの誤植かと受けてみるまで半信半疑でしたが、実際にそうでした。日本だけなんでこんなに厳しいのか謎です。
あとサンプル問題の解答が問題数と合ってなかったりで微妙です。
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このままGoldを目指すかどうか迷うところです。引っかけや重箱の隅をつつく問題がけっこう多いので、そういった問題に対する知識を増やすのに時間を費やすよりは、もっとコードを書く時間を増やしたいというのが本音です。The Java Tutorialsを継続的に読みつつ、スキルが上がった段階でまた受験を検討したいと思います。